歯周病治療(歯石の除去と歯のクリーニング)について
2019.11.05
当医院での歯周病治療は、歯周病の検査後に歯石(細菌のかたまり)を
超音波や器械的器具にて取り除きます。
普段の歯ブラシでは取りきれない色素沈着(茶しぶなど)、たばこのヤニの除去も行います。
これらは蓄積すると、歯周病菌をお口の中に繁殖させ、口臭を放つ原因にもなります。
また必要に応じて、歯周病菌を減少させる殺菌成分である次亜塩素酸と
歯周病菌の作り出す毒素を破壊する炭酸水素ナトリウムを含んだ
薬液によるクリーニングを行います。
また、歯周病の治療を行いながら、歯周病菌の活動を抑制する口臭ケア用品を
使用すると、さらに歯周病治療の効果が上がります。
歯石の除去とクリーニングは汚れの度合いにもよりますが、歯グキの上と歯グキの内側の
汚れを分けて治療します。
3~4ヶ月に1回定期的に続けることにより、単に歯の白さを維持するだけでなく、
歯周病の進行やムシ歯を食い止めることができます。
歯周病はムシ歯と同じように重症になればなるほど、治療も難しく
時間もかかりますし歯を失う確率も高くなりますので、定期的な「予防」が
とても大切です。